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2013年11月24日日曜日

職業訓練校の ”文化祭" に行ってみた。

近場の訓練校へ出向く

 最寄りの職業訓練校のウェブサイトで『文化祭』を遣っていることを知る。8月にハローワークに行って以来だから、はや3ヶ月グズグズしているのだが転換先の職種のイメージが掴めないままでもあるので、偵察がてら行ってみた。

 学科ごとに別れて展示がされており、訓練用教材もあった。見学者も説明する側も、幾分以上にdullな感じはある。職員は存在意義アピールのためなのだろうが、訓練生の方は乗り気にならんだろうなぁという気はする。

高齢者相手の訓練

 8月にハローワークで高齢者相手の職業訓練について聞いていたので、ビル管理とその周辺の展示を見に行った。ビル管理と電気工事や配管工事の関係や、マンション管理とビル管理の違いも、(考えりゃわかるのだろうけれど)説明を受けて腑に落ちた。

 マンション管理ってのは『いわゆる管理人』だと説明があった。マンション共用部だけでなく住民を相手にする職務であって、ビル管理が一般事業所や病院などの設備は対象としても、『居住者』を相手にすることはない―というあたりで違いがある。ビル管理は電気工事や配管工事を含むわけだが、専門性が異なるとの説明であった。つまり日常の運用保守と障碍発生時の一次対応・応急処置までがビル管、一次対応で収まらない場合には、各領域の専門に任せる - という原則あるいはタテマエらしい。(実際にその通り綺麗に切り分けられるのかは微妙な模様。・後述。)

 電気工事と配管のところも巡ったが、それなりの器用さを持ち合わせていないと実技は難しい気はした。ハンダづけがダマばかりだったり技術工作が偉く下手だった俺には無理であるような気がする。技量の成熟にもそれなりの年数を要するため、俺の職種転換先としては電工や配管は無茶であるように思った。電工も配管も国家試験の実技部門に関連した展示があったのだが、いずれも『あ、こりゃ無理だは..』と思った。

 ビル管の展示コーナーでは齢六十がらみといった感の講師のおっさんに話を聞くことができた。現在は50歳から70歳すぎの訓練生が居るとのことであった。ビル管の訓練は実技の訓練もあるのだが、電工や配管よりも資格取得の支援というあたりに重きをおいているらしい。関連する資格は四種類ある。第二種電気工事士、消防設備士乙四類、自衛消防技術認定、第三種冷凍機械責任者がそれにあたる。年度の開始を四月とすると、電気工事士試験が上半期に、冷凍機械の試験が下半期にある。かつては一年のコースであったので、両方への支援が可能であったが、今では半年のコースであるので、いずれかは独学で対処せよとなってしまう。このことは彼にとっては不本意であるらしい。

 ハローワークで聞いた『無収入のまま一年の訓練を続けられるほど余裕のある高齢者ってのはまずいない。長くて六ヶ月の余裕がある程度だ。』という話とつながった。

 ハローワークで貰った資料には三ヶ月コースも掲載されていた。半年でも不本意そうであったので、『では、開催されている三ヶ月コースってのはどうなのか?』と尋ねてみた。不本意を通り越して別物という理解になっていた。資格取得支援ではなく業務の基本的なことを教授するということであった。三ヶ月コースの修了者後に就職となるとビル管理の本業というよりは、付帯業務の軽作業要員となることが多いらしい。説明してくれたおっさんとしては六ヶ月コースへの無念さはあるにせよ、全然別物である三ヶ月コースなど知ったことか的な言い草でもあったように思う。(俺の感想)

おっさんが話題の連想から自分の愚痴を零す―ということは珍しくないが...

 説明してくれたおっさんも、尋ねてもいないことを話はじめた。修了者が就労後短期で辞めてしまうのだそうだ。このおっさんとしては『転換したわけだし小僧として一からやり直すくらいの考えでなければならない筈が考え違いも甚だしい。』と思っているようだ。「無茶を言われてケツを捲るにせよあまりにも早すぎ。堪えなさすぎ。」という発言があったところからすると、無茶は言われるらしい。その他に出た話から再構成すると、『日常の運用保守と障碍発生時の一次対応・応急処置までがビル管、一次対応で収まらない場合には、各領域の専門に任せる - という原則あるいはタテマエ』はあるものの『電気屋/配管屋呼ぶだぁ? フザケンナ!お前が遣れ。』みたいなことも含め、雇用サイドからありそうな無茶振りはあるらしい。

 雇用側との関連とは別に従業員間の人間関係で辞める例も(彼からすれば)目に余るようで、こちらは「勘違い的プライドのせい。」と断じていた。こちらについては状況がよくわからない。齢をとって呑み込みが悪くなったことを咎められて激昂したのか、ジジイと呼ばれて不満だったのか、ヌシが幅を効かせている厳しい階級社会があるのか、関連して、新入りへのイジメが常態化している業種なのか、どんな要因で人間関係に悩むかがよくわからないままだった。何かの手がかりなり情報なりがほしいところ。

 

蛇足的に...

 訓練校には電算科もあった。展示場所に立っていた教員と思しき人に対象とする訓練生の年齢を訪ねてみたところ、概ね30歳までということであった。現在の在籍者は 18歳から33歳までだとの由。展示されていた資料から判断するに、開発プラットフォームは、組み込みLinux, Android, Webサービスあたり。組み込みであっても アセンブラでもC でもなくて Java 、ウェブアプリは Lightweight Languages の類じゃなくて、 Javascript + HTML であった、そのへんの需要があるのだろうなと理解。現状拡大中というわけでもないから、人の出入りが激しいのだろうと理解する。

2013年11月9日土曜日

最寄りの職業訓練校のウェブサイトを見て

 公開されている資料の中に、来年三月に一年の訓練コースを終える訓練生のプロファイルがあった。こういう人たちを雇いませんか?という意図での掲示だろうと思う。本当に効果があると思ってか規則だから掲示しているのかはわからないが、20人ほどについての情報が掲載されていた。掲載内容は、希望業種と地域、求職者の一言アピール、前職、所有資格、であって、年齢、性別などはわからない。わからないけれども、当該コースの対象がおおむね三十歳までとしてあるので、おそらく三十歳かそれより若いくらいなのだろう。

 TOEIC 920点とか IELTS BAND7 とか書いている人たちや、アーク熔接とか第一種電気工事士の資格持ちもいる。彼らの先々は判らぬし、わずか20例なのだけれど、“きびしいのう”ってかんじだねぇ。

蛇足 英語試験

 IELTSって知らなかったのでしらべてみた。TOEFLとIELTSとTOEICの比較換算みたいな記事を見つけることもできて、TOEICが一番ちょろいということが書いてある。満点取ったわけじゃないけど、英字新聞やら英文誌すらろくに読めずであのスコアだからなぁ...やっぱりちょろいのか...と思った次第。

 英語でもお仕事ができますよん!ってのは、TOEFLで高得点ってくらいでなければ裏づけにはならんのだなぁと実感。遣らんけど。

 上記の比較があったサイトでは、TOEICなんて止めちまって TOEFL 一本にすれば良いんだ!みたいな記事もあった。尤もだと思う。ただ、現状からするに、TOEFLは留学などを考えている人が、TOEICは英語の要不要関係なく企業がとりあえず受けさせるような棲み分けでもあるので、TOEFL一本になったら、下位にでっかいクラスターができるんだろうなと思った。

 英語教師のギルドでもあってTOEICを薦めるべくロビー活動でもしていたら大笑い。TOEIC の主催団体も TOEIC対策コース屋も、虚業だなぁ...ってかーんじ。

2013年8月15日木曜日

ハローワークへ行く

   職業替えを視野に入れるにあたり、(1)高齢者の求人状況 と(2)利用できる公的支援の二つを知りたくあった。盆休みの時期なら空いているだろうと本日職安に出向く。

 職安への登録と相談窓口で概況と職安の支援について聞いてから職業訓練の窓口で支援の概略を聞く。

求職・求人の概況

 窓口は45歳を境に分かれている。対応して呉れた担当者は、本日偶々45歳以上の求職者(つまり俺)の説明についたが常々は45歳未満の求職者への対応をしていると自己紹介をした。統計になっていない『温度感』窓口担当者から聞き出すというつもりでいたが、あてがはずれた。現時点で他に拠り所もない。おおむね合っていると思うことにする。概略以下のとおり。

  • 50代くらいでも前職の経験を踏まえての職探しが大勢を占める。
    • 全体感として年齢が上がるほど求人は減り、50代の求人は正直言って少ない。厳しいといってもよいいレベル。
    • そういったなか、求人側と求職側の双方ある程度の満足が行く雇用は『起業間もない法人が求職者の経験・前歴を評価して契約社員として雇い入れる』というかたちで成立するものであるが、そういう双方ある程度の満足が行く事例はきわめて稀である。
  • 求人側が35歳を超えると正社員で雇用するところは少ない。正社員ではなく契約社員での雇用を条件とするか、派遣社員として雇い入れるものと考えてよい。
    • 契約社員でも(パートタイマーでも)所定の労働時間を超えれば社会保険や厚生年金の対象になる。
  • 前職がホワイトカラー系で、その経験と関係ない職種で就職するとなると、現業の軽作業の類(清掃、警備・保安、調理の洗い場作業、物流軽作業、といった職)に限定されると言ってよい。

 現業の軽作業のうち、特定の職種では求人倍率が 4 程度 - つまり一人の求職者に四件の求人があるとの話もあった。窓口担当の説明はなかったものの、市場が拡大中というわけでもない筈であり、それだけ皆が遣りたくない・就労しても定着しがたい仕事なのだろうと理解した。

 ハローワーク品川で職探しをする際、同署で登録された求人情報だけでなく国内すべてのハローワークで登録された情報が検索対象となる。求職者の登録や求人情報の登録などの登録については現住所・所在地を管轄するハローワークが対応窓口となるが、求職・求人マッチングでは全国が対象となる。要は、他県で就職口を探すとしても、その県のハローワークに出向く必要はない。

 いわゆるIターン就職のような大都市圏を離れた地方での就労については、その専門の窓口が用意されている。(本日は立ち寄らなかったのでこれ以上の情報なし。)

職業訓練

 以下、職業訓練の相談窓口で得た情報。

一人法人の事業者と雇用訓練

 個人事業を始めて以来雇用保険を払っていない。それが制約になるかと思ったが誤解だった。支援は受けられる。

 ただし、職業訓練は働き口がない人間に向けて行う趣旨であるため、俺のように一人で法人を遣っている場合には、その法人と無関係になっていることが訓練をうける前提となる。つまり、①法人を清算する、②法人は存続させるが代表者を第三者に引き継ぐ(もちろん代表権のない役員としての残留も不可)のいずれかの方式で法人との関係を絶っていないと受講資格を剥奪される―との由。①、②のいずれの対応をとらぬまま受講をすると詐欺として刑事罰!…という例はないものの、発覚段階で即座に受講資格は剥奪される―とのことであった。(実際にどのような形で剥奪が行われるかは明かしてくれなかったが)、当該事項を証明する書面の提示を求めることはある ― としていた。

 職業訓練は週5日朝から夕方までというスケジュールでおこなわれる。その期間は、三か月、半年、一年といったバリエーションがあるものの、特に中高年は、一年も悠長に構えていられるという例は少なく、三か月くらいのコースをとることが多いとのことであった。また受付期間もバカみたいに長いわけではなく、開講より幾分前の所定の期間に限定されている。(開始月が十月ならば同年の七月下旬から八月中旬、一月ならば前年の十月末から十一月末までが申込期間といった類)その際、開設されている訓練講座のどれでも応募可能ではあるが、定員を上回る申し込みがあれば抽選となる。講座案内に前回の倍率が記載されているので、それを参考にしてほしいとの由。

 ヤッパリコレジャナカッタ/働き口がなかった...ということで就労支援の職業訓練の受け直しをすることはできる。その際、前回の訓練終了より1年以上が経過していることが要件であるとの由。

 都民の受講場所は東京都の職業訓練校(都立職業能力開発センター)か訓練を委託された民間の職業訓練校(いわゆる資格取得の学校)である。最寄りの訓練校で任意のコースを受講できるというわけではなくコースを開設している訓練校へ出向く必要がある。たとえば、俺の棲家からすれば、東品川が一番近い。しかし、造園の訓練を受けたいのであれば、昭島市の職業能力開発センターに通う必要がある。高年齢者(おおむね50歳以上が対象)の6か月間の訓練10コースのうち、単一校で開講しているのが8コース。残りの2コースは2校で開講している―といった塩梅である。コースによっては府中校や多摩校でのみ開講しているものもあり、居所がどこか次第だが、結構な通学時間を要する可能性もある。

 失業者の再就労のため訓練であるためか、訓練費用や交通費の支給制度がある。ただし所定の要件(皆勤の類)を満たしている場合に限って支援が受けられる模様。

 上記の失業者の職業訓練とは異なる訓練 - 働きながらのキャリアアップ支援も行っている。こちらは都立職業能力開発センターが対応しているとこのと。週5日、日中フルということではなく、夜間授業、授業料は自己負担、というあたりが異なる―ということも教えてもらった。