2018年4月29日日曜日

メイン機交代

 メイン機を9年前の最新鋭機 Lenovo Thinkpad X200s から6年前の最新鋭機 T430に移行しつつある。メイン機の ASUS ZENBOOK UX31Eが2017年11月に起動できなくなって退役。仕方なく先代の X200sを現役復帰させた。しかしながら、Chrome でスプレッドシートを扱う程度で、もっさり状態になる。Antivirus やWindows Update が走れば、ほぼ使い物にならない上にCPUとマザーボードは軽く90℃超えの高発熱 - という状況で、アプリケーション自体がいろいろ処理能力を要求していることを実感し、新機材の調達とした。

 18年前から長らく X2x, X3x X200s と、12.5" のマシンを使ってきたわけだが、これは仕事先に持って行くことも考えての選択であった。フリーランスを開始した2000年には、金融関係で機材持込み一切禁止を言われたくらいで、作業用のPCはお前が持ってこいというのが常であった。2010年前後から他の業種でも貸与パソコンで仕事しろが増え、ここ五年ほどは持ち込み機材をネットワークにつなぐことはまかりならぬというのは当たり前であり、自前のパソコンを持ち歩く機会は格段に減った。もはや可搬性は考えなくて良いと判断して、これまでよりディスプレイが大きめで値ごろのT430を選択する運びとなった。今回も毎度のところで中古機を購入。

Lenovo Thinkpad T430

 配送されてきたT430をSSDに入れ替えてから設定開始する。このT430のCPUは 第三世代のCore i5, Windows Experience Indexは、第二世代 i7のUX31Eを上回る数値になっていた。現時点でアプリケーションの諸設定が概ね終わり、作業データのもろもろと、メールデータも移行が済みとなっている。あとは、帳簿付け専用の仮想マシンをどうしたものかという状態にある。仮想マシンは移行したらおそらく認証エラーになるだろう気がして、どうすんべえかと悩み中ではある。この仮想マシンは外につなぐことはないが、2台残るXP機の1機である。保守のきれたOSは仮想環境でも使うな!セキュリティ上迷惑千万と言われて久しい。早く何とかしなければならないのだがまだ手つかず。

 このようにして、九年前の最新鋭機X200s から六年前の最新鋭機に移行しつつあるが、三年の技術革新には目を見張るものがある。Chromeのスプレッドシートのもっさりは解消されており、なんらかの温度制御もあってかCPUやマザーボードの温度も 60℃を超えるとすぐにクロックダウンが効く模様である。大変快適である。たぶん今の最新鋭はもっとすごいのだろうが、Windows10の強制アップグレード適用は怖すぎてメイン機でそれは勘弁してほしいという思いが残る。

ほか、現有機材の状況

5年前に現役であったマシンはUX31Eを除き未だ廃棄せずにのこしてある。

Acer Aspire 1410

 HDD機として運用中。X200sにいろいろ劣る筈だが、Antivirus を security essential としているせいか、しんどいのは Windows Update のみ。とはいえ、最近のアプリケーションを使うにはしんどいというのは X200s と同じで、万が一の場合の繋ぎのバックアップ機という格好である。最近は Windows Update するためだけに上げているかんじ。我慢すれば未だ現役なので、たいしたものだと思う。

ASUS EEEBox E1021

 2013年11月には買って失敗と判断していたが、その後、8GB積んだメモリの2GBを Ramdisk 化し、一時ファイル領域をそこに移すことで運用に堪えるマシンとはなった。しかし、こちらもX200s より非力なCPUでもある。Aspire 1410とは異なりメモリは増設してあるしSSD化もしてあるが、常用するのはイマイチではある。こちらも万が一の交代要員として windows update を当てるだけに起動している感じ。Ramdisk化して使いものになった一方で、そのドライバが悪さしているのか Windows7のディスクイメージのバックアップ取得が必ず不成功になるようにはなっていることも、メイン機にはしたくないなぁというきにさせるものがある。

ASUS ZENBOOK UX31E

 上に書いたとおりで、昨年11月に起動できなくなった。入れていた Avastのドライバが悪さをしているらしいことを突き止め、とりあえず再起動用のディスクで起動した。しかし、かつて取ったイメージで復旧できなかった。仕方なく、セーフモードで起動したときにそこの読み込みでハングするドライバを削除して再起動を試みたが、Windows7の修復機能が働いてハングするドライバを修復してしまう。もちろん俺の知識不足が悪いのだが、なんてアホな設計なのだと呪うこと仕切り。SSD換装したX32の経験から大事なデータは外付けに格納しており、失うデータも大したことがないのでそれ以上の作業を断念する形で退役。ディスクを破壊するか初期化して廃棄するつもりだが、めどが立たずに部屋の隅に放置したままとなっている。

Thinkpad X32

 ただ1台残る Windows XP 物理マシン。XPでドライバ更新が終了した光学スキャナを使うために延命中である。新しいスキャナを買えばすむだろうが勿体ない気がしてならないので今に至る。こちらはスキャナが壊れるまでオフラインで生き残る気がする。