次に作るのは老眼鏡だろうと思っていたのだが、運転免許の更新があって、近眼の眼鏡を新調することにした。
1996年の2月を最後に自動車を運転してもいない。免許を返納しても実害もなさそうなのだが、再度取る面倒を考えると、持って置いた方がましだろうと判断。継続とした。とはいえ、結局運転しないのだろうとは思う。矛盾しているなぁ。
五年前の更新のときには、検査官の幾分苛ついた対応があったのだが、あのときより悪くなっている筈で、ここ二年ほどで近視の進行が自覚できるようになってもいる。ものが見えにくくなる自覚症状があって以来通っていた眼科で眼鏡の処方を書いて貰った。処方までは良いのだが眼鏡については、ちと面倒なことがある。
俺の頭の鉢が大きめである。瞳の間の距離に比べて幾分でかい。よってフレームをみつけにくい。激安店で買おうかと考えたが、フレームの件もあるしと、普通の量販店の方がよかろうと、某量販店の本店に出向く。某量販店の本店といっても少し広めのフロアといった程度であったし、今使っているサイズ 62 などというものは1点しかおいてなかった。そして、その1点しかないものは、フレームに必要なレンズ径が大きめであるので、レンズの制約もでそうだと店員が言う。少しきついかもしれませんが、サイズを1段下げてみてはどうかと促される。ツルのところをまげることで装着感を緩めにすることは可能だと言う。
その意見を容れることにした。サイズ60のフレームで新調。締まりすぎないようにツルのところは若干まげてもらう。普段からこの眼鏡をかけるわけでもないので、これでもよかろうと考えた。
店員によれば、眼鏡の装着感は個々人の好みによるところ大とのこと。 店員も眼鏡をかけていたが、彼はぴったりした感じでないと落ち着かないと言っていた。
念のためにと、処方のレンズでの矯正視力を測ってもらった。あたりまえのように悪いほうの右目でも 0.7 で問題なさげであった。眼鏡は丸二日でできあがった。三日後に眼鏡を引き取り、眼鏡をかけて塒へと戻る。いままでの眼鏡で見えにくかった距離の文字もハッキリと見えるが、視線移動では幾分ふらつく感じを覚えた。