入居してからはや五年半。一年に二箇所ほど修繕を要する箇所が現れる。昨日は照明器具が壊れた。蛍光灯を使っているはずだが、予兆となるような点灯時の遅れやチラツキもなく、ジッーっと音がして灯りが消えた。
カバーを開けてみたところ、グローランプは無くインバータ式云々と書いたコントロールボックスが有った。「消え方からしてコイツが壊れているんだろうな。蛍光管を替えても無駄だろうな。」と思いつつも確証はなく、蛍光管(計六本)を購入して差し替えた。予想に違わず点灯しなかった。
本日、管理会社である不動産屋に出向いて事情を説明した。「大家に許可を取ってからとのこととなるが、やらないわけにも行かなかろう。出入りの電気屋に頼むので、修理見積もり以降の詳細についてはその電気屋と詰めてくれ。」みたいなことを言われる。ここの不動産屋のおっさんが入ってきても役に立ったためしはないので、それはそれでよし。
不動産屋に直接出向いた甲斐もあって、その場で電装屋との連絡がついた。状況を説明したところ、こんな情報を得た。
- インバータ式が壊れたとなると一般的な耐久年数からしても交換部品が無いかもしんない。
- 器具自体の総取り替えになる可能性が高く、最近だとLED証明を使うことになる。
- LEDの照明装置だと角型は扱いがなく丸型になる。現行の照明器具の形が角型だと、天井についた跡が(大家の視点で)問題になるかも。
現在の照明器具が角型の筐体で半埋込み式になっていることを伝えたところ「あー」ってな応答があった。面倒なのに当たったと時に思わず漏れ出るような「あー」であった。
おれのほうも、蛍光管が無駄になることがほぼ確定で「あー」である。
この件、続く。来週半ばに電装屋が下見に来ることで調整。
その後
14日に電気屋が来た。何か検査装置でも使うのかと思ったが、(1) 新品の蛍光灯が点かないこと、(2) 常夜灯は点くこと、を確認したうえで、インバーターに貼ってあるシールで製造年月を確認してインバーターの故障と判断したらしい。中の配線を撤去して、丸型の照明器具を入れるという改修方針であった。俺に許可を求められてもなぁ...と思ったのだが、まあそれでお願いしますと応じた。
翌週月曜に交換品が揃ったと連絡があった。週の後半に修理してもらうつもりであったが、早いところ片付けたいという修理屋の意向で(俺が暇なのもあって)、火曜に実施。蛍光管のアダプタや配線を全部取り払い、新たにソケットを付け、そこに直径50cm ほどのシーリングランプを付けた。シーリングライト本来のカバーはつけずに、もともとあったカバーをつけて完成。
LED照明について、興味があっていっとき調べたことがある。利用者のナニコレ感漂うレビュー - 明るいのは照射方向だけで屋内照明器具としては不向き -とか電球型のものは筐体に熱が篭って熱で素子を壊すことがある - といた例を見かけ、電球を LED照明 で置き換えることを断念してもいた。電気屋語るところによれば、家庭用屋内照明器具としてはこの二年でずいぶん進歩したとのことで、交換後の照明には懸念していたような照射方向だけ明るい - ということもなかった。結果としては非常に満足。
蛇足 - 浴室ファン
電気屋が見積に来た時に、最近異音を立て始めた浴室のファンについても診てくれるよう頼んでみた。ハウジング自体に錆びが広がってるので交換時期だろうという診たてであった。照明器具とあわせて管理会社に要交換と伝えておくとのことだった。照明と同日に入れ替え。こちらは問題なく動いている。
浴室のファンは半年ほど前に異音がひどく。応急手当をしたことがある。その際、ファンに黒く泥状にこびりついた汚れを綿棒で掻きだし、軸に潤滑スプレーを軸に吹き付けたのだが、交換時にこの話をしたところ、(結果的に問題なかったにせよ)それはやるべきではないと指摘された。質量の偏りができて軸への負担が増えるだけだから、掃除するなら全面的に汚れを落とせる高圧蒸気による洗浄でもないとダメ。綿棒で汚れを掻き落とすのは不適切とのことだった。うかつだったと反省。
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